みのさんは「不幸な鉄人28号」
(11月6日のブログは、都合によりお休みします)

 木枯らしが吹き始めた。
 11月3日(日曜日)朝日新聞朝刊「政治断簡」というコラムに「ズバッと迫るみのさん、政治家は恐れた」という一文が掲っていた。
 筆者は、編集委員の「前田直人」という方。面識はない。
 書出しは……「タレントのみのもんたさんは与野党の政治家にとって『鉄人28号』みたいな人だったらしい」。(営業妨害になるので、全文を引用しないが)前田さんは「政治家は鉄人28号を恐れていた」と書き、みのさんの政治的影響力の凄さを分析している。
 このコラムは「政治家の恐れ」が、次男の不祥事で、みのさんが報道番組の司会をやめさせられた原因!と書いてはいないが、……僕には、今回の「みのバッシング」の背景に、間違いなく「鉄人28号を恐れる層の反撃」を感じる。
 ざまーみろ!
 という大合唱が聞こえてくるような感じである。
 前田さんのコラムが出た3日朝(特に名を秘すが)ある政治家が、みのさんの元に電話を掛けて、「朝日新聞が、この種のコラムを掲載するようになると、潮目は変わる」と激励したらしい。
 今まで、みのさんの言動に神経を尖らしている「権力者」が今頃になって「潮目が変わる!」と話すのは、皮肉だけど……。
 サンデー毎日(11月17日号)の「みのもんた、本音激白 170分」は話題になった。今日5日、全国一斉に発売されるので読んでくれ!
 今日の毎日新聞夕刊の「牧太郎の大きな声では言えないが」でも、競馬の話に託けて、あえて「理不尽なみの苛め」を取り上げた。
 題して「モンタは不幸な名馬」
 みのさんの「不幸」は、名馬・モンタサンによく似ている。
 実は、その日曜日、みのさんと一緒に居た。心配で、一緒に居た。
 まかり間違っても、みのさん! 「死ぬ」なんて言うナ!
 人生、不幸ばかりじゃないんだから!

<何だか分からない今日の名文句>
政界で“潮目”とは「凩」が変化する境目?