毎日新聞社がある「昭和の名建築・パレスサイドビル」を建て直し? ちょっぴり複雑な思い……
2日は皇居に面し、東京でも一番美しい一角、東京・竹橋のパレスサイドビル、要するに毎日新聞社に顔を出した。
ここ10年ぐらい、行ったことがないんだが……毎日信用組合の「預金通帳」がいっぱいになったので……。
残念ながら、その程度の「用事」しか見つからない(笑)
パレスサイドビルは白い円筒状の構造物が特徴的な昭和の名建築。戦後に建てられたオフィスビルの中で唯一、日本建築学会の「近代主義建築20選」に選ばれている。
僕が入社した1967年の前年に作られた建物。屋上には1939年に国産飛行機として初の世界一周飛行を達成した毎日新聞社の「ニッポン」号を記念した毎日神社がある。
屋上から、皇居がよく見えて……大好きな場所だった。
ところが……このビルを建て直そう!という計画があるらしい。
古巣の毎日新聞社は、(どの新聞も同じだが)このところ、購読者数や広告収入の減少で、経営難に陥っている。(毎日新聞GHDの決算公告によると、2024年3月期は営業損益約12億円の赤字)
これを乗り切るために、ビルの「建て替え」を考えているらしい。
再開発は良いけど……あの「白い円筒コア」はどうなるのかしら?
「昭和の名建築」はなくなってしまうのか?
ちょっぴり複雑な思い……。
<何だか分からない今日の名文句>
再開発事業は2000億円?
誰が出すのかしら(笑)