チンピラみたいな「豊昇龍」が大嫌いだ。それが「横綱」になるなんて……相撲協会、どうかしている。
大相撲五月場所四日目の「豊昇龍ー阿炎」。その横綱があっさり、転がった。これで2敗目。
その昔、横綱は「土俵の土が付くような負け方」を続けたら引退!と言われたが……情けない。
子供の頃、吉葉山が好きだった。
「雪の全勝行進」を覚えている。1954年1月場所だろうと思う。いままで好成績を挙げていながら優勝に縁がなかった吉葉山は15戦全勝。大雪が降る中で行われた優勝パレードは「雪の全勝行進」と新聞に書かれた。大喜びだった。
不知火型の土俵入りはカッコ良かった。
もう一人、大好きな栃錦との対決にはいつもドキドキした。6度顔があったが、吉葉山が全て勝った。
ところが……この横綱、身体が弱かった。急性腎臓炎・糖尿病。左右両足の捻挫、(戦争で受けた)銃弾貫通による後遺症。「怪我と病気のデパート」みたいな状態だった。
吉葉山は横綱になってから賜杯を抱くことは出来なかった。寂しかった。
さて、令和の大相撲。
大嫌いな豊昇龍の一人横綱。言いたかないが、横綱になったんだから、一度くらい優勝しろよ!
また負けたら休場?
「膝の怪我」なんて言うなよ(笑)
<何だか分からない今日の名文句>
優勝が無いまま引退した横綱は
武藏山、男女ノ川、安藝ノ海、
前田山、吉葉山、双羽黒、
それに「三代目若乃花」