膵のう胞の「ガン化」は検査で発見されても手術出来ない?なら、何故、検査するの!

 6月1日、国際医療福祉大三田病院で様々な検査。

 消化器科で、1週間前の「膵のう胞」のMR検査の結果を聞く。

 「ガン化」の所見なし。ホッとする。

 嚢胞は膵臓の内部や周囲にできる様々な大きさの「液体のたまり」。

 6年前、CT検査で、その存在を知り、年に2度、MRI検査をしているが、正直、言って、必要なのか? 疑問に感じている。

 今回、人事異動で担当になった医師に「年に1回に出来ないか?」と聞いてみた。

 「嚢胞がガン化するのは100人に一人!という意見もあるが、マキさんの場合は嚢胞が大きく、数も多い。ガン化しない!とは言えない」

 では、ガン化したらどうするのか?

 若い先生は「多分、手術は難しいでしょう。少なくとも、僕には出来ない」というのだ。

 膵臓癌は手術が難しいのだろう。

 早期発見でも、治らない!ということか?

 「ガンである」という事実を確認するための検査?

 医師は「マキさんが88歳ぐらいなら、負担が大きいので、やりませんが、まだ、お若い。色々な意味があるから、検査を続けてください」と言う。

 様々な意味?とは。

 「医学の進歩」のため?

 大学病院の経営のため?

 まあ「真実」を突き止めるのが新聞記者だから、気は進まないが、嚢胞のMRI検査は続けるしかないか?

 内科、眼科の検査もあって、大分、疲れた。

<何だか分からない今日の名文句>

マスクでも 患者に伝わる 苦笑い