週刊誌は2026年、月刊誌は2027年、消滅する?

 17日午後、毎日新聞の後輩が野暮用でやって来た。

 「ちょっと衝撃的な情報なんですが」と彼女が手渡してくれたのは業界紙「新聞之新聞」の記事。

 大手書店「有隣堂」の松信健太郎社長が講演で「エクセル上での計算だが、週刊誌は2026年、月刊誌は2027年、消滅する」と話した!と書いてある。

 「牧さんはどう思いますか?」と言われ、困ってしまった。

 松信健太郎さんは1972年12月26日生まれの47歳。早稲田大学卒の逸材。書店業界のリーダーの一人だ。

 実は「10年後、週刊誌は半分、なくなって居る」と予想していたが、彼がそういうんだから、間違いないような気もする。

 そうなると……後輩たちが食えなくなる。書店も潰れるだろう。

 コロナ禍が起きて、出版不況はさらに深刻。

 ああ、嫌な時代がやって来た。

 でも、必ず「生きる道」はあるはず。

 「それを信じよう」と話したが……

 

<何だか分からない今日の名文句>

「創造的な出来事の99%は

過去にあった出来事の

今までになかった組み合わせ」

(将棋指し「羽生」の言葉)