落馬しないで完走? 僕には無理だ!

 おお寒。今、7日午前6時。隅田川沿いの仕事場は室温1度。
 おお寒。部屋にいるのにマフラーを首に巻く。
 麻痺した右手をマッサージしながら、届いた年賀状を読む。
 何やらトゲトゲしい昨今の安倍政治。心配する向きも多いのだろう。年賀状に「暴走!」と書いているひともいる。
 「調布の親友」は「安倍君は、米国の言いなり。岸信介の出来なかった事をやろうとしているのは誤り。今こそ、声高に!」と指摘してくれた。
 分かっているサ。
 今日(1月7日)の毎日新聞夕刊のコラム「牧太郎の大きな声では言えないが」では「赤紙という人さらい」と題して、安倍さんの「靖国」利用を批判した。読んでくれ!
 しかし、世の中、急ピッチの右傾化?ネットでは、ごく普通の平和主義を槍玉に挙げる。
 おかしな「ご時世」になったものだ。小生の周辺でも、色々なことがあって……時々「物書き」の孤独を感じる。
 田原 総一朗さんの年賀状は「今年はこれでいきます。孤立を恐れず、連帯を求める」。確かに、そうだ。
 「年齢」を嘆く年賀状も多かった。
 80歳の天野勝文先輩は「とりあえず生存表明です」。「あまり言いたくないが、6回目の年男」と花田紀凱さん。
 同い年の大下英治は昨年末「一九会」なる忘年会に出たことを書いている。「一九会」とは昭和19年生まれ。あの世に行く前の「一休み」の会??
 今年、我々、古希になる。
 その忘年会で、ある女性が華やいだ声で「古希と言うのは、老いてなおコキ使われる年齢のことよ」と言ったとか。頑張りましょう。
 競馬仲間の大先輩「金?さん」が「今年は午年。落馬しないで完走したいと思います」と書かれているが……小生、覚悟して、厳しい言論活動をするつもりだから……今年は二三度、落馬するかも知れないぞ!

<何だか分からない 今日の名文句>
ゲーテは75歳で「不滅の太陽」に安心した
(仁科吾朗先輩の年賀状)