サン毎が報じた「仮設でベンツがやられた!」

 サンデー毎日が届くと、まず、お気に入りのページを見る。
 例えば、太田和彦さんの「ニッポンぶらり旅」。今回は「八戸・湊橋と八戸の女」。「赤提灯」大好きな当方が行きたくなる「北の居酒屋」が紹介されている。
 小さな小さな「焼き鳥、おでんの浅坂」。真っ赤なセーターに白い割烹着。金縁メガネ。金イヤリング。貫禄十分、と書いている。
 女将さんの風貌がよくわかる。客が何人もいない?北酒場の雰囲気がよくわかる。
 壁に演歌のポスターが貼ってある。「八戸の女」。演歌らしい。
 こんな店で「八戸の女」を聞きたい。そんな気分にさせるのが「太田節」だ。
 そこで……18日深夜、YouTubeで聞いてみた。「星の見えない、あ~あ~八戸の女」
 目をつぶって……博多小次郎を呑みながら……「ニッポンぶらり旅」ならでは贅沢!
 こんな風に、お気に入りのページを楽しむのだが……今週は違った。「重みのあるトップ記事」を見つけ、考えながら、深刻に読んだ。
 (ただし、先週のトップ記事「全てを語る小沢一郎」は最低!何も話さない小沢のヨイショ記事。 大下英治に騙された?ただし、大下は僕の友人。悪気はないと思うけど)
 今週、サンデー毎日で、多くの読者に読んでもらいたいのが、
 「3.11、2年後の人災 福島で起きた仮設住宅襲撃事件 復興が生んだ『妬みと軋轢』」という記事である。(見出しが下手くそだけど)
 内容を書いたら営業妨害(笑)になるので、詳しくは書かないが、新聞もテレビも報道しない「仮設住宅で起こったベンツやスポーツカー襲撃事件」。
 これが、現実?と驚き、そして、これが「人の世」というものか、と考えさせられた。
 是非、読んで欲しい。
 被災地は「限界」になっている。

<何だか分からない今日の名文句>
「美談」にも限界?