ちょっと気になるタイ国王を侮辱した罪

 雪が降っているのかな?と思って、早起きした(24日午前4時)が、雨も降っていない。今、2度。予報より、暖かくなりそう。
 ベッドに包まれ、BSの「世界のニュース」を見ていたら、気になる出来事を知った。
 以下、バンコク(CNN)を引用する。
 タイの首都バンコクの刑事裁判所は、23日国王を侮辱した罪に問われた活動家のソムヨット・プルクサカセムスク被告に、禁錮10年の刑を言い渡した。
 同氏の編集する新聞に国王を風刺する内容の記事2本が掲載されたとして、2011年4月に逮捕されていた。 担当の弁護士は、同氏が上訴する構えだと述べた。
 欧州連合(EU)はこの刑について、「表現の自由と報道の自由に対する重大な侵害だ」と非難する声明を出した。
 タイの法律は、王室のメンバーを侮辱したり脅迫したりした場合に、厳しい刑罰を認めている。 同氏は逮捕前、この法律が基本的人権の侵害に当たると主張し、憲法裁判所に嘆願書を出すなど抗議運動を展開していた。
 逮捕されてから繰り返し保釈を求めたものの、当局に拒否されてきた。 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチのアジア局長、ブラッド・アダムス氏は 「裁判所の判断は王室の名誉というより、法改正を求める同氏の運動を考慮した結果ではないか」と話している。
 気になるニュースだ。が、果たして、日本の新聞は報道するのか?
 分からないが、お国柄とは言え……10年も牢にいれるのか!
 日本では考えられない。
 日本の一部週刊誌などは、皇室の出来事は「書きたい放題」。あまりに「節度」がない。
 ネットはごく一分だが、このニュースに反応している。
 「日本にも不敬罪を復活させて、朝鮮人・ブサヨ・日教組を黙らせてもらいたいものだ」などなど。
 (良いか悪いか、はともかく)世の中、幾分「右」寄りの意見が元気が良い。 安倍内閣再登場、石原慎太郎さんの「暴走」、橋下さんの「極論主義」……いずれ「表現の自由」とぶつかるようになるんだろう。
 JRAで、長いこと、広報を担当したMさんから、丁重なる長文の「定年の挨拶状」を頂いた。
 広報部長から阪神競馬場長に移動した頃、体調を崩し、ご苦労もあったと思うが……競馬文化に対する「熱い思い」が滲み出る文章。
 感動した。

<何だか分からない今日の名文句>
軍部、財界が「国王」を利用するとクーデター!