就職志望者は企業に「履歴書」を提出すべきなのか?

 桜が咲いて、就職活動が始まる。

 で、ちょっと気になるのは、志望先の企業に、志望者は履歴書を提出するのが、正しいのか?という素朴な疑問である。

 親しい友人の一人は「この種の履歴書が闇名簿として、売買されているんじゃないの?」と言うのだ。

 履歴書の書き方を教えてくれる本には

 「履歴書に使う日付の年号は、西暦(例:2019年)でも和暦(例:令和)でもOK」とか、

 「日付は、持参の場合は面接当日、郵送なら投函日、メールなら送付日を記入します」とか、色々、アドバイスしているが、

 「住所は都道府県から書きます。ふりがなは、番地を除く町名、マンション名などの建物名まで書きます。部屋番号も不要です」

 要するに、正直に「住所」を書け!と言っている。

 住所だけではない。顔写真、学歴、家族、場合によっては「父親の勤め先」まで書け!と言うケースもある。

 この種の情報は、強盗犯に「ここを狙いなさい」と言っているようなものだ。

 (自治体の納税者リストまで、売買されているのだから)

 履歴書が悪用されないためには、就職志望者は「安全な企業」を選ぶしかない。

 まずは、志望者の方が、企業の「セキュリティ力」を調べる方が先。ああ、嫌な時代になってしまった(笑)

<何だか分からない今日の名文句>

履歴書に マスク姿の 顔写真

(東京都「GLさん」作)