国葬に相応しくない「もう一つのテロ・安倍宅火炎瓶投げつけ事件」

 安倍さんの国葬。反対する向きも多いらしい。

 反対の理由は?

 「日本には国葬を定めた法律はない」(1947年12月31日、国葬令は廃止)「国葬は憲法違反の疑い」(憲法20条は「信教の自由」「政教分離」を定めている)等々。

 反対理由はいくつもあるけど、問題は「安倍晋三さん」の人柄。素晴らしい人間だったら、形式に関わらず、丁重に逝りたい。国葬だって、国民葬だって良いじゃないか。

 岸田さんは、安倍さんを国葬する理由として

 「日本経済の再生、日米関係を基軸とした外交の展開、東日本大震災からの復興」の3点を挙げているけど、そんなことはどうでも良い。

 問題は「人間」として、安倍さんが「最低限の掟」を守っていたか?である。

 安倍さんは、それが出来なかった。「嘘つきは泥棒に始まり」の掟を守らなかった。

 今日7月26日発売のサンデー毎日「牧太郎の青い空白い雲」で、あえて「もう一つのテロ・安倍宅火炎瓶投げつけ事件」のことを書いた。

 2000年6月から8月にかけ、下関市の安倍さんの自宅や地元事務所をめがけ、5回に亘り、火炎瓶が投げ込まれた。

 1999年の下関市長選挙で、安倍事務所が土地ブローカーに安倍派に反対する候補者に対する中傷文書を広く配れ!と指令。ブローカーはその「闇の仕事」を完全に果たしたのに「約束の報酬」500万円を300万円に値切られ、腹を立てたブローカーは暴力団に火炎瓶投げ入れを依頼した。

 まるで、ヤクザドラマのような展開である。(詳しくは、サンデー毎日を読んでくれ)

 平気で嘘をつく「親分」を見ている安倍事務所の面々は「政治とは嘘をつくもの」と勘違いしていた。

 安倍さんの嘘は数え切れないほど多い。

 選挙のために「統一教会」を利用しながら「知らない」と嘘をつく政治家を国葬で送るのは、ちょっぴり、恥ずかしいことじゃないのか?

 (俺は嘘をつかない!とは言わない。嘘も方便!で、つい嘘をついてしまうこともある。でも、安倍さんの嘘は……国民を騙し、神を恐れるほどの「嘘八百」なのだ)

<何だか分からない今日の名文句>

国民葬はカルト?