浅草・天麩羅「○○○」は不味すぎる!

 17日、コロナ騒動以前の「昔」に戻った!と言うので、浅草へ。

 確かに、レンタル和服の女の子が増えている。シャッター銀座風も目立つし「日本語だけの浅草」になってはいるが、それなりに繁盛している。

 雷門から徒歩3分。天麩羅の「○○○」に列が出来ていたので、入ることにした。

 実は、亡くなった御袋が「○○○だけは入ってはいけないよ。江戸っ子の恥だよ」と言っていたので、一度も入ったことはなかった。(御袋は「大黒家」の「黒い天ぷら」が好きだった)

 でも……列が出来ているので「美味くなったのかな?」と思った。それが間違いだった。

 びっくりするほど「不味い」。

 衣の付け方、温度、全てがおかしい。

 皆んな黙々と食べているが、美味しい!なんて誰も言わない。(トイレも汚い!)

 何も知らない観光客を相手にしているのだろう。

 しかも、2000円以上の価格。この店は、お袋が言った通り、暴利を貪る「江戸っ子の恥」だ!

 東京の繁華街はコロナ騒動を経験して、地域を大事にする街に変貌しよう!としている。

 外国の観光客がやって来るには時間が掛かる。

 古いイメージを変えよう!と皆が努力していると言うのに。

 客は一度だけ来れば良い!という古い感覚。

 ああ、こんなことを続けると、大好きな浅草はダメになってしまうぞ!

<何だか分からない今日の名文句>

食聖・ブリア=サヴァランの言葉

「どんなものを食べているか

言ってみたまえ、

君がどんな人間であるかを

言いあててみせよう」