「独占手記・橋本崇載『実子誘拐』は犯罪だ」を読んで「究極の夫婦喧嘩」の実体を知った

 このところ「熊田曜子さんのDV離婚」にちょっぴり興味を持っている。何故か?と言えば……世間が、ケースによっては、裁判所が夫婦喧嘩で「妻の味方」になる傾向が強いからだ。

 実は、月刊「Hanada6月号「独占手記・橋本崇載(元棋士)『実子誘拐』は犯罪だ」を読んでいる。

 将棋ファンなら、ご存知だと思うが、橋本さんは「ハッシー」の愛称で親しまれた一流棋士。藤井聡太二冠や羽生善治九段としのぎを削ったトップ棋士だったが、この4月、突然、引退した。

 この手記で、橋本さんは「引退」に追い詰められた「事情」をこう書いている。

 <2019年7月18日のこと。対局を終えて東京から妻と生まれたばかりの息子がいる滋賀県の自宅に帰ったところ、妻が息子を連れて姿を消していたんです>

 この日から、橋本さんは「辛い日々」が続く。追いつめられ、将棋が差せなくなる。

 妻による「我が子連れ去り」。

 こんなケースは橋本さんだけではないらしい。

 「実子誘拐」。

 究極の夫婦喧嘩では「相手より先に我が子を誘拐すること」が勝利らしい。

 「実子誘拐、闇のビジネス」(池田良子著)という本もある。

 どちらにも「言い分」はあるとは思うが、世間は「悪いのは夫!」と思いがちか?

 橋本さんの気持ちはよく分かる。

 橋本さんは、金髪で対局に臨む姿や痛快なトークで、巷では将棋界の異端児と称されていたのに。

 どうしたら良いんだろう?

 

<何だか分からない今日の名文句>

「誘拐」とは?

欺く行為や誘惑を手段として

他人の身柄を

自己の実力的支配内に移すこと