菅義偉首相はてごわい。狙いは「日本学術会議」廃止だ!

 日本学術会議が推薦した会員候補6人を菅義偉首相が任命しなかった問題。

 首相官邸の学術会議への人事介入はいま、始まった訳ではない。毎日新聞によれば、2016年にも、補充人事で学術会議が推薦候補として事前報告した2ポストの差し替えを官邸が要求している。

 その時は問題化しなかったのに、なぜ今回は大騒ぎになったのか?

 菅義偉首相の狙いがある。

 あえて新会員候補6人の任命を見送れることで、政治問題化させ、騒ぎを大きくしているからだ。

 初めは「官邸が悪い」と言う世論が先行するが、次第に「学術会議無用論」が浮上する。それがスガさんの狙いだ。

 政府自民党は堂々と「軍事研究」を推進したい!と思っている。安倍政権以降、戦争大好き?

 学術会議は反対だ。1950年と67年、2017年に「軍事目的の科学研究を行わない」という趣旨の声明を出した。それが気にいらない。

 17年といえば、北朝鮮が弾道ミサイルを相次いで発射していた年。

 政府は、学術会議こそ、国民の生命と財産を守るための「学問の自由」を侵害しているのではないか?と考える。

 自民党は党政調の内閣第2部会に「学術会議の在り方を検討するプロジェクトチーム(PT)」を新設する。

 ずばり「学術会議廃止」が狙いだ。

 どちらの言い分が正しいか? もっと勉強しなければ! と思う。

 そうそう、週末は台風14号、東京へ接近?

 皆さん、ご注意あれ!

 

<何だか分からない今日の名文句>

廃止論をぶち上げ

「民営化」に落とす(笑)