「仁義なき戦い」の裏話。中高齢ヤクザに取って「刑務所は老人ホーム」なのだ

 山口組ナンバー2、高山清司若頭が出所して以降「いつか全面戦争になるぞ」と思っていたが、27日、神戸山口組の幹部、三代目古川組の古川恵一総裁(59)が殺された。

 山口組と神戸山口組をめぐる対立抗争事件は今年4~10月に兵庫県内で3件発生。2人が死亡している。今度の事件で、全面戦争になるだろう。

 でも、一番、気になったのは、逮捕された殺し屋、愛知県江南市の朝比奈久徳容疑者の年齢である。

 「52歳」だった。

 その昔、ヤクザは20〜30歳代に「殺し」をやって、40歳代に出所。組の幹部に出世するものだった。

 「50歳代」は遅すぎる。

 なぜ、中高年のヤクザが「殺し屋」になるのか?

 理由は暴力団が貧乏になったからだ。貧乏な組に「若者」はやって来ない。やって来ても「殺し」なんかやらない。

 そこで「貧乏な中高年ヤクザ」がやるしか無い。

 それに、刑務所に入れば飯が食える。殺される心配はない。医者まで居る。

 老後は刑務所が一番!なのだ。(一応、「組」が服役中、家族の面倒を見てくれるから、世帯主としての責任が果たせる)

 刑務所はヤクザに取って「老人ホーム」なのだ(笑)

 

<何だか分からない今日の名文句>

深刻は 情報漏れより 尿の漏れ

(山口組川柳の傑作?)