幼稚園児の列に車が……交通事故は「殺人」より残酷だ!

 時々、女性予想屋「細江純子さん」のツイッターを拝見する。昔から、ファンなのだ。

 9日の夜9時過ぎの「彼女の呟き」……【こんばんわです。競馬の話を書きたいなと思う一方で、あの大津の園児が犠牲になった事故には、ほんと胸が痛くて、あそこは知らない場所でないどころか、あの幼稚園、私の息子も説明や体験で数回行ったことがあり他人事には思えず。しかも何か1つ違えばと思う事故。ヴィクトリアの話は明日にしますね】

 もしかしたら、細江さんのご子息も事故に巻き込まれていたりして?

 交通事故は誰でも遭遇する。しかも……それは、自分の力ではどうしようも出来ない「運命」だ。

 でも、でも……それにしても、幼い幼稚園児に、こんな「過酷な運命」を用意するなんて、神様は何を考えているんだ! 細江さんが「予想出来ない気分」になるのがよく分かる。

 「絶望」ってあるんだ。

 実は、脳卒中で半身付随になった時も、肺がんになった時も「何で俺が?」と思った。でも、考えてみると、みんな「軽い軽い悲運」。希望は残った。

 大津の交通事故で亡くなった幼稚園児には「何」も残らない。

 人間、いつか、全て「無」になってしまうのだが……それにしても、余りに可哀相で、ちょっぴり泣けた。

 交通事故は「殺人」より残酷だ。

 脳卒中になった時、同僚に「交通事故にあったようなものさ」と“強がり”を言って笑ったが、こんな悲惨な事故を知ると、この種の冗談はもう言えない。

 ああ、天気の良い週末だというのに……

 

<何だか分からない今日の名文句>

人にして遠き慮りなければ

必ず近き憂あり