東京地検特捜部が役員報酬を約５０億円、過少に申告した疑いで、日産会長のカルロス・ゴーン、代表取締役のグレッグ・ケリーを逮捕した。
「逮捕は青天のへきれき！」と新聞は書くが、特捜部以外、極秘捜査の進展を知っていたのは「安倍周辺」と「日産の西川社長周辺」である。
そこで、いくつかの疑問が残る。
まず「安倍周辺」の謎？
①安倍首相はいつ「ゴーン逮捕」をOKしたのか？
②このままでは、ゴーンを通じ、日産の（つまり日本の）「ある技術」が海外に流失寸前だった！という情報は本当なのか？
③いつの時点で、安倍首相は（ゴーンと親しい）フランスのマクロン大統領に「捜査」を説明しているのか？
④日銀は「ゴーン逮捕」を知り、関連株をどう扱ったのか？
幾つも謎が残る。
「西川社長」の謎は？
①なぜ東京地検の「司法取引」に応じ、結果として、ゴーンを逮捕させたのか？
②なぜ、一人で記者会見を開いたのか？
③筆頭株主のルノーに連絡したのか？相談したのか？
④なぜ「落胆より憤り」なんて言う言葉を使うのか？（日産の経営陣は「ゴーンの共犯」なのに）
⑤予想された「株価暴落」に手を打っていたのか？
⑥国内最大手「ＥＹ新日本有限責任監査法人」に捜査の手が入れば、経済界は大混乱？ーーこうした「波紋」が各所に広がるのに「一定の配慮」をしたのか？
ともかく「西川社長の謎」は多すぎる。
でも……西川社長が単なる「おっちょこちょい」だった！ということであれば、すべての「謎」が解明出来るけど（笑）
ゴーンの謎は、なぜ、１００億円も隠していたか？
これは、はっきりしている。
①単にカネが好きだった。
②ブラジル大統領になりたかった。
日産の悲劇は「ゴーンのカネ好き」プラス「西川社長のおっちょこちょい」にある（笑）
＜何だか分からない今日の名文句＞
歴史は「おっちょこ正義」で始まる