トランプ大統領来日の裏話。「イヴァンカに57億円」の騒動

 どうでも良いけど、プロゴルファーが一緒にプレーするグリーンで外交話なんて出来るはずがない。それなのに、NHKなどが「成果を上げた」なんて報道する。まるで北朝鮮の報道だ(笑)

 「お遊び」は「お遊び」と書けばいい。

 僕も、その昔、外遊先のパリで、安倍さんのお父さん「安倍晋太郎外務大臣」のお相手で、外務省幹部と3人でゴルフをした。ゴルフは指導者の気分転換の道具だ。麗々しく「成果」なんて書くのは恥ずかしい。

 今回のトランプ来日の報道で、もう一つの変なことが起こった。

 一足早く来日したトランプ米大統領補佐官で長女のイヴァンカ氏とともに、11月3日、女性活躍に関する国際会議に参加した安倍首相の発言に関する報道である。

 共同通信は《安倍晋三首相は3日前、海外の女性指導者らを東京に招いて女性政策を議論する国際シンポジウム(女性版ダボス会議)の関連行事に出席した。あいさつでは、トランプ米大統領の長女イバンカ大統領補佐官が設立に関わった、女性起業家を支援する基金への5000万ドル(約57億円)拠出を表明した》と報じた。

 その記事を読んだ向きは「 また、安倍さんのバラマキ外交か?アメリカ人の女性起業家を支援する前に、日本人の女性を支援すべき」と批判した。

 それに対し「この記事は誤っている」という異論が出た。外務省辺りから出たのだろう。

 《これはイヴァンカ氏の個人的な基金ではない。アメリカや日本、イギリス、カナダ、ドイツ、韓国など計14か国が支援を表明しており、日本が5000万ドル(約57億円)を拠出する予定であるという事実は、外務省から7月のサミット中に発表されている》と言うのだ。

 だとしたら、なぜ、イヴァンカが来日した時、安倍さんはわざわざ「支援」を強調したのか?

 「彼女のために俺が」という雰囲気である。

 それにしても「安倍一強」で、自由な報道が難しくなった感じだ。

<何だか分からない今日の名文句>

「お遊び」はホドホドに

権力批判は徹底的に