幾ら立派でも「嘘」は「嘘」

 昨今、つくづく思うこと。安倍さんが一番悪いのは、平気で「嘘」をつくことだ。

 始末に悪いのは、安倍さん、「嘘」に気づかない。

 王様は「嘘」はつかない。俺は王様だ。だから俺には「嘘」はない!と思い込んでいる。始末に悪い。

 それでも、支持率が30%?

 ということは日本人の三人に一人が「嘘」と気づかないか、「嘘」を許しているからだろう。

 日本人は騙されやすい。

 福澤諭吉が作成したとされる「福沢諭吉翁心訓」。

 一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です。

 一、世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事です。

 一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です。

 一、世の中で一番みにくい事は、他人の生活をうらやむ事です。

 一、世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕して決して恩にきせない事です。

 一、世の中で一番美しい事は、全ての物に愛情を持つ事です。

 一、世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です。

 書いていることは立派だ。安倍さんに聞かせたい!ような名文句だ。

 誰かの結婚式で、偉い人が、この7カ条を披露していたが……残念ながら、これは「嘘」である。

 何故なら、この7カ条は現代文。明治時代、諭吉はもちろん、誰も、こんな文章は書かない。

 でも、信じる人が多い。

 この「嘘つき野郎」は、最後に「世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です」と書いているから大笑いだ。

 それにしても、メディアの人々は安倍政治を「これは嘘です」と書かないと、後世、笑い者になりますゾ!

 

<何だか分からない今日の名文句>

『ひゞのをしへ』(おさだめ)の一番            

「うそをつくべからず」

(福澤諭吉が子息一太郎と捨次郎の兄弟のために、一日毎に書き与えた教訓集)