本当に、国民所得は150万円上がるの?

 梅雨だというのに、雨が降らない。今年はまだ梅雨ではない、と思うようになった。
 「見直し」を求める!
 景気の空模様は?5日は、注目の安倍・成長戦略第3弾発表。
 法人税に関する言及がなかったので、予想通り、株価は値を下げた。
 規制改革こそ成長戦略の「一丁目一番地」。インターネットによる一般用医薬品の販売を解禁する、と力を込めたが……市場は反応しなかった。
 それより、成長戦略の目標は可能なのか?
 3年間で民間投資70兆円を回復し、2020年にインフラ輸出を30兆円に拡大。1人当たりの国民総所得は最終的に年3%を上回る伸びになり、10年後には現在の水準から150万円増やす。
 まさに、バラ色だが、市場は、これを信用していない。
 多くの記者さんが、官邸サイドに「150万円の根拠」を尋ねたが……根拠らしいものはなかったらしい。
 午後から、そのあたりのことを取材したが……ハッキリしない。
 分析出来たら、サンデー毎日の「青い空白い雲」で書くつもり。
 6月4日のブログで、地方競馬の名古屋競馬の「存続問題」を書いたが、若い競馬仲間が「存続の鍵」になる「JRA中央競馬の馬券販売」について調べてくれた。
 JRA馬券の発売は 名古屋競馬場とサンアール磯部で4月13日から始まっている。4、5月の二ヶ月で、JRAが愛知県競馬組合に支払った委託料は3886万6070円。
 多分、一年間で、一億円を超えるだろう。そうなれば……名古屋競馬の存続も?こちらには「根拠」がある。
 関係者には、更なる工夫を!
 頑張れ! 大好きな名古屋競馬!

<何だか分からない今日の名文句>
「資本論」は「給与上がらない」と言った?