①『安全の女川原発』は報道されていた
②月刊誌WEDGEが 回収された秘密?

  昨日(5月8日)のブログで「『安全の女川原発』は報道されたの?」と書いたら、同僚記者が「山田孝男さんが昨年3月に『風知草』で書かれています」と教えてくれた。
 山田君は毎日新聞のスター記者。急いで、彼の「風知草:安全を見極める目」(毎日新聞 2012年03月19日 東京朝刊)を読んだ。
 「東北電力女川原発(宮城県女川町・石巻市)が津波に耐えたのは、平井弥之助(1902~86)という先覚者の見識と執念による」という書き出し。安全確保のエピソードが詳しく載っていた。
 山田君が「東京新聞の記事(7日朝刊)で知った」と書いているから、東京新聞でも報道されていたのだろう。
 昨日のブログでは「(この話)あまり報道されていないような気もする。 『原発は危険!』報道だけでなく『安全だった原発』も報道しないと『歴史のデッサン』が不公平にならないか?」と書いたが、少なくとも、新聞では、報道されていた。
 知らなかった当方、ごめんなさい。同時に、改めて「新聞の力」を感じた。
 7日は、やけに風が強くて、両国の「ストレスフリー療法」に行くのが精一杯。北海道では雪も降って……異常気象?
 外出を控え、夜、届いたばかりの月刊誌「リベラルタイム」を熟読。
 「月刊誌WEDGE 回収に走ったJR東海」……というスクープ?が気になった。
 同誌の3月号に載っていた「公共事業増で甦った自民党建設族」という記事。建設族のドンN氏の怒りを買い、回収されたという裏話である。
 問題の記事のリードには「自民党建設族によるバラマキの復活への懸念も広がる」とあったらしい。このくらいの批判に怒る方も、おかしいが、回収する方も?
 「リベラルタイム」は、この話をゴシップ記事扱いで、書いてるが……自民党批判で回収、刷り直し……恐ろしい世の中になった。

<何だか分からない今日の名文句>
裏話には、もう一つ、ウラがある