総広告費が5年ぶりに上がったのだから

 12日は午後、野暮用で出社。一階の廊下でサンデー毎日の潟永編集長とバッタリ会って、コーヒーを奢ってもらった。
 編集長の関心事は、どうしても「売上」になってしまう。週刊誌不況の中、就任1年。彼、健闘している。
 「サンデーのお家芸、大学合格号の売上げがそれほどではない」という。世の中、関心事は「易しくなった大学受験」より「難しい就職」である。「就職もので、新機軸は出したら」とアドバイスした。
 日本より、就職が難しい韓国を勉強したら、どうだろうか?
 販売収入はもちろんだが、編集長は「広告」でも知恵を出すべきだ。
 昨年2012年(1~12月)の日本の総広告費は5兆8913億円、前年比 103.2%。総広告費は5年ぶりに前年実績を上回った。
 雑誌広告費も前年比100.4%。
 もちろん、大震災関連の広告が影響したのだが、ことしは、アベノミックス。株安、円安、長期金利の低下の3点セット。景気は上向き。「広告を出そう!」という気分になっている。
 紙面より「広告の季節」ではないのか?
 広告は「工夫」がカネになる!
 例の毎日新聞外信部長から九州のテレビ局に移るI君にも会った。
 中国特派員の経験が買われ、引き抜かれたのか?東アジアを勉強する部署に配属されるらしい。行く行く「テレビ局の中核の人材」になるのだろう。
 「新入社員だから、当分、競馬場に行けない」と笑わせた53歳。頑張れよ!
 帰ろうとしたら、地下一階の「花屋のおばさん」がやって来て、またカーネーションと蘭の花をプレゼントしてくれた。
 会うと必ず「持って行って!」と言われる。
 おばさん、俺に気があるのかな?(冗談)我が社があるパレスサイドビルの住民は、身障者に、みんな優しい。
 ありがとう!

<何だか分からない今日の名文句>
金持ちの、金持ちによる、金持ちの「広告」