「正念場の領土問題」は北方領土だ!
多忙のため、5日のブログはおやすみ
「春吉ジュニア」(@Harukichijr)

 3日、東京都による沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺海域の調査。石原慎太郎・都知事のパフォーマンス?
  はっきり言って、なぜ、東京都が購入するのか、分からない。
 秋の共産党大会を目前に控え、社会の不安定要素を一つでも減らしたい中国は(一方で、反日デモを容認しなからも)日本との対立激化を心配しているのだろう。
 3日付の北京紙「京華時報」は「石原慎太郎都知事と比べ、日本政府の対応は比較的慎重だ」と書き、政府が都の調査団の上陸申請を認めなかったことを評価して見せた。
 多くの領土問題は、それぞれの関係国に「言い分」がある。となると「先送り」が最適!というケースが多い。
 尖閣諸島も「言いたいこと言って、先送りする」しかない。田中角栄と周恩来は「先送り」にして国交正常化を実現した。
 尖閣諸島、この先、何度か「紛争の種」になるが、「一気に解決できないこと」を両国民はよく知っている。
 それとは正反対に「今こそ解決のタイミング」にあるのが、北方領土である。
 プーチン大統領は、極東・東シベリアのインフラ整備、港湾、鉄道、化学コンビナート、天然ガスのパイプラインに熱心。 日本の経済協力に期待している。
 「先送り」より、もっと有利な方策はないか? 彼は 模索している。
 9月8日、ウラジオストクでアジア太平洋経済協力会議(APEC)が行われる。その舞台裏で、何かが、話される?
 ここ1、2年、北方領土は「正念場」を迎える。プーチン時代を逃したら、北方領土問題の解決はない。
 日本に、どんな政権が誕生するか? 見ているのは、アメリカ、中国、韓国、台湾だけではない。
 今、ロシアが、プーチン大統領の復帰したロシアが、もっとも「日本に安定政権が生まれることを期待する国」なのかも知れない。
 そんな視点でも、我々は、衆院選で誕生する「新しいリーダー」の正体を見極めなければならない。
 新聞各紙を見ると……自民党、民主党も人材難。もちろん「維新の会」は橋下さんを除けば「力なき野望集団」?
 本当は「高村正彦」のような「安定した外交通」が良いのだが……「地味」なのかな?
 欲の無いのが、致命傷かぁ(笑)

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