土曜日は「早大新聞学科のOB会」

 11日、新橋の本屋で、雑誌「日経おとなのOFF」を購入した。特集は「江戸学入門」。ほとんどが、一度は読んだことがあるテーマだが「坂道、低山、富士塚 江戸を感じる名所」というページが気になって購入した。
 知らなかったことが幾つかあった。
 旧岩崎邸の塀が残る「湯島の無縁坂」は無縁寺という寺があったから「無縁坂」だと思っていたが、武家屋敷があったので「武縁坂」とも呼ばれていた、と言う。知らなかった。
 詳しい人がいるんだなあ、と思って、筆者の紹介欄をみたら「山野勝」。
 あの山野か?
 早稲田大学新聞学科の同級生の「山野」だった。講談社常務を務め、我々の仲間では「サラリーマンとしては出世頭」と言われていたが「坂の専門家」に変身していた? 朝日カルチャーセンターやNHK文化センターで「坂道講座」を開いている、と書いてある。
 リタイア後、趣味に生きる。場合によっては趣味が職業になる。羨ましい。
 そう言えば、14日の土曜日は、早稲田大学新聞学科のOB会である。日刊ゲンダイの社長をしている「下桐治」が幹事。何度か、誘いを受けたが、競馬のGⅠレースと重なって行けなかったが、今回はフリー。参加できる。
 場所は懐かしい大隈会館。大隈庭園の桜も綺麗だろう。
 大学時代、下宿した「高田豊川町」あたりを散策するか。
 「神田川」で、<二人で行った 横丁の風呂屋 「一緒に出ようね」って 言ったのにいつも私が待たされた>と歌われた銭湯はないと思うけど。

<何だか分からない今日の名文句>
下駄を鳴らして 奴が来る
腰に手ぬぐい ぶら下げて
学生服に しみ込んだ
男の臭いが やってくる
ああ 夢よ 良き友よ
おまえ今頃 どの空の下で
俺とおんなじ あの星見つめて何思う
( 「我が良き友よ」吉田拓郎作詞)