「鉄の女」に何も話せなかった記者

 8日は西宮、宝塚、芦屋界隈を散策。この辺りが「関西人が一番、住みたい街」になっている秘密を探る。
 確かに、家並が綺麗だ。西宮市西波止町の 西宮マリンスクエアで、洒落たカフェを発見。アクアサウスコースト。午前11時まで「コーヒーのお代わり、何杯飲んでもタダ」。 「入江の憩い」が気にいる。
 午後、東京宝塚劇場で、宙組公演『モンテ・クリスト伯/Amour de 99!!-99年の愛-』を見る。
 ウイークデーなのに、ほぼ満員。男の客はほとんどいないので、ちょっと気恥ずかしい。
 海外ニュース。米国と強固な連帯を組んで、旧ソ連共産主義を崩壊に導き「鉄の女」の異名を取ったマーガレット・サッチャーさんが、亡くなった。87歳だった。
 1979年の総選挙で「英経済の復活」と「小さな政府」の実現を公約に掲げて勝利。女性初の英首相に就任。この年(多分、6月28日だと思うが)「東京サミット」にやって来た。
 社会部記者として、社会面の雑感を書こうと、ホテルオークラの舞台裏を取材していて、階段で、サッチャーさんとばったり。
 綺麗だが、身体が大きいのにびっくりした。
 ニコニコしてくれたのに… 何も、声が掛けられず……勿体無いことをした、と猛省したのを覚えている。
 選挙に3度勝利し、第二次世界大戦後の英政界では最長となる約11年半の間、首相を務めた。
 凄い女性だった。
 中曽根さんは、縁が深いから、葬儀に行きたいと思うだろうけど。多分、元首相クラスが行くのだろう。
 北朝鮮による弾道ミサイル発射の兆候を受け、防衛省は首都圏を防衛するため、9日未明、地上配備型迎撃システム「PAC-3」を、東京・新宿区の防衛省などに配備した。
 9日、午前、帰京するつもり。

<何だか分からない今日の名文句>
妥協を許さないのを「サッチャリズム」と呼ぶ