お笑い仮説「花粉症で中山競馬は万馬券!」

 20日は暖かくなった。午前、ルネサンス両国で筋トレ再開。午後、コラムの執筆。夕方、慈恵医大病院で右手のリハビリ。夜、若い競馬仲間と浅草「酔い虎」で河豚。
 花粉症の季節だ。症状が出ている友人もいる。
 毎年、今時分、馬は花粉症になるか?を考えている。
 猿は花粉症になるから、馬に起こる可能性はあるんじゃないか?
 3月、4月。関東地方は、北西風が吹くと、秩父から多摩地域に、花粉が飛ぶ。南西風が吹いた時は、箱根、足柄から東京23区、千葉県北西部に飛散する。中山競馬場に花粉が運ばれてくる。
 馬はピンポン玉のような大きな目。ゲンコツ大の鼻。花粉症になるに決まっている!
 1995年4月2日、中山競馬場で、馬連で万馬券が4つも出た。馬単、3連単がない時代だ。
 ものの本によると、この日は曇りのち晴れ。風向きは南西。最大瞬間風速17・2メートル。
 花粉症日和?だった。
 花粉は水に落ちると、くっついて動かない。が、コンクリート、アスフェルトではくっつかないので「二次飛散」する。
 観客席が近い、4コーナーが花粉が多いのは、そのためである。
 鼻が大きい本命馬が、中山の4コーナーで、時にズルズル後退するのを何度も見た。
 「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉がある。
 【注釈】風が吹けば砂埃のために目を病む人が多くなり、目を病んだせいで失明すれば音曲で生計を立てようとするから三味線を習う人が増え、三味線の胴に張る猫の皮の需要が増える。
 そのため、猫の数が減少し、猫が減れば猫が捕まえる鼠の数が増える。鼠は桶をかじるから桶がよく売れるようになり、桶屋が儲かる。
 「風が吹けば桶屋が儲かる」という因果関係より「南西の風が吹けば、中山競馬は荒れる!」の方が可能性がある(笑)
 これは「お笑い」の範疇だが……春の中山は、府中に比べ、万馬券が出る秘密がここにあるのでは……。
 いよいよ、今週から、中山競馬だ!

<何だか分からない今日の名文句>
気象情報の自由化が「富」を産む?