「せとぎわ問答」に教えられる

 最近、サンデー毎日が届くと、いの一番に「岩見隆夫のサンデー時評」を読むようになった。
 一ヶ月前から始まった「三病人せとぎわ問答」が実におもしろい。
 三病人とは……肝臓ガンの78歳の政治ジャーナリストAさん、肺がんの75歳の元会社社長Bさん、心臓病に悩む71歳の元大学教授のCさん。
 3人に共通しているのは、人生の残り時間にさほど未練がないこと?
 多分、Aさんが岩見さん自身?トークの場所は東京・慶応大学病院の待合室ではあるまいか?
 人生に達観している三人が話す内容が、頗る面白い。
 先々週号の昭和天皇の「食べっぷり」には感動した。
 今週号のテーマは「大阪」。
 大阪人の「凄さ」を、さらっと描がいている。
 かつて、徳岡孝夫さんという先輩記者がいた。ロッキード事件で、新聞が「反田中角栄」で沸き立っていた時、毎日新聞の名物コラム「記者の目」で<いうたらなんやけど>という一文をものした。
 新聞は開けても暮れてもロッキード事件。
 でも、徳さんは「 他にも、いろいろありまっしゃろ!」と書いた。東京中心の大新聞批判?
 当時、政治記者だったAさんは、この一文に「社内の士気にも響く」と腹を立てた。でも、時間が経てば、認識が変わる。問答では、Cさんが「徳岡さんの勇気を褒めるべきじゃないの」と応じている。多分、Aさんも、今は、そう思っているのだろう。
 反角栄一色の世の中に、反旗を翻した徳岡さんの少数意見?が凄い。大阪人が凄い。
 今、日本中が「みのバッシング」一色である。
 今日発売の週刊文春は「みのもんた バカヤロー!会見の大嘘」
 読んでみると、まあ、どうでもいいことをばかり。
 <いうたらなんやけど>他にネタがないのかしら。

<何だか分からない今日の名文句>
◯◯だけじゃおませんやろ