台風一過。夏競馬がやって来る

 夏競馬が佳境に入る。
 今週は福島で七夕賞、来週は函館記念。再来週は中京記念。
 10日、競馬オンチと思っていた「毎日フーラム」の編集長から、こんな便りをもらった。
 「ところで、僕は自分で馬券を買ったことがなかったのですが、先月、東京競馬場で開いていた初心者向けのセミナー『REXS』に嫁さんと参加し、大変面白かったです。マークシートの書き方や馬柱の読み方を教わり、自分で馬券を買い、有料席から観戦。二回目は貴賓室での講義でした。実に楽しかったです。少しだけ牧さんの世界を覗き込んだような気がしましたよ」
 博学で、勉強ばかりしている編集長さまが、いよいよ「競馬」に手を染める。ヘェ~?という感んじだ。
 競馬ファンは徐々に増えているらしい。
 7日の夕刊コラム「牧太郎の大きな声では言えないが」で「認知症予防には競馬!」と書いたら、結構、反響があった。
 JRAの売上げも、今年に入って上昇カーブ。
 このところ、集団的自衛権のことばかり考えていたが……平和を守る戦いは、末長く続けなければ……少し、息抜きで、夏競馬に没頭するか?
 さて、福島は、瞬発力より、先行力。
 小回りの福島は「粘り強さ」が求められる、と、例によって、深夜の馬券検討スタート。
 今、11日の午前4時。台風8号は、それほどではなかった。

<何だか分からない今日の名文句>
夏競馬は“麦わら帽子”がよく似合う