石原さんの「マレーシア機亡命説」

 昨日(7月8日)のブログで、石原慎太郎さんのBS日テレでの発言を取り挙げた。
 防衛費を中心に書いたのだが「何故、マレーシア航空機の話に触れない?」という、ブログファンから、ご指摘を受けた。
 実は……バカバカしい話なので……忘れていた。
 確かに、この収録で石原さんは、3月に消息を絶ったまま行方不明のマレーシア航空機について話している。
 「ある情報筋」の話として「中国共産党幹部の子弟による“亡命説”がある」と話している。
 「奇想天外な風聞」と断った上での発言だが「乗っていた中国人の大半は共産党幹部の子弟で、大挙、亡命。米国と中国がグルになってたくらんだとの話もある」と指摘した。
 バカバカしい話だ。誰も信じないだろう。
 が、考えてみれば、日本の有力政治家の話である。その発言に、中国を刺激する「何らかの意図」がある!と誤解されると……日本人にとって迷惑な話である。
 ネットでは「マレーシア航空や空軍などが共謀して空軍基地の格納庫などに機体を隠してる可能性もあるんじゃないですか?」などと思う人が登場している。
 石原さんの中国共産党幹部の亡命説は「マレーシア航空機は、宇宙人に連れ去られた」ぐらいの「奇想天外」な話だ。
 思い出して欲しい。尖閣諸島の緊張は、石原さんの「子供の領土ごっこ」で始まった。
 中国をこれ以上、刺激する必要は断じてない。
 石原さんが、何を言っても無視しよう!無視しよう!

<何だか分からない今日の名文句>
じじいの戯言 怖いものなし