「小物のスキャンダル」はもう飽きた?

 ともかく、週刊文春の一人勝ちである。

 新谷学さんという編集長は運が良い。「タレコミ」が週刊文春に殺到して、裏を取れば、すぐスクープになる。

 このところ、完売が3回ぐらいあったらしい。

 3月23日予定の経営塾フォーラムの講演に、新谷さんが登場するらしい。

 演題は「スクープ連発で話題独占 週刊文春のジャーナリズム」。今から、話題になっている。

 その新谷・週刊文春の今週の特ダネは……安倍首相の補佐官を務める河井克行衆議院議員が、秘書に暴行を働き、刑事告訴されていた、というお話。

 まあ、永田町のどこにでもある話だ。

 河井氏は当選六回で広島県選出。昨年十月より首相補佐官として、日本政府の立場を諸外国に説明するスポークスマン的役割を果たしている、と説明付きだが、まあ「小物」だろう。

 正直なことを言わせて貰えば「大物のスキャンダル」が読みたい。

 こんなチンケな悪徳政治家をやっつけみても、世の中、一向に良くならない。

 新谷さんは政権の中枢と親しい、という情報もあるようだ。ということは、大物のスキャンダルをご存知だろう。

 政権を裏切れ!

 週刊文春で安倍退陣!という夢を見たい。

 当方、20年以上も前の大昔だが、サンデー毎日の紙面で現職首相スキャンダルを書き、69日で辞職に追い込んだ経験がある。まあ、小物総理だったけど(笑)

 今の週刊文春の力なら、新谷編集長の強運なら……十分、期待できる。

 新聞、テレビには期待しないけど(笑)

 

<何だか分からない今日の名文句>

イケイケ! どんどん行け!