Author Archives: 牧 太郎

政治の混乱に「何も出来ない」天皇陛下の「苛立ち」が見えてくる

昨今、天皇陛下の「動き」が気になっている。

 能登半島地震の被災地に、二度も訪問された両陛下。今度は、皇居・宮殿の「春秋の間」で衆参両院の議長ら国会議員あわせて41人と面会された。異例のことだ。

 陛下は「皆さんが国会の運営や審議のために日々尽力しておられること、まことにご苦労に思います」とした上で「国民の信託に応え、今後とも、国、社会、人々のために、力を尽くしていかれるよう願っております」と述べられた。

 「信託に応え」という言葉には陛下の「切なる思い」が込められている。(混乱した政界に対して「痛烈な皮肉」を表した!と見る向きもある)

 昨日16日、衆院3補選が告示された。

 東京15区は何人立候補したのか?分からない超混戦。過去2回の選挙の当選者がいずれも「政治とカネ」の問題で逮捕。地元の前江東区長も公職選挙法違反事件を受けて辞職している。

 陛下も「この混乱」をご存知なのだろう。

 「円安」もご勉強されている。ある大物政治家が「海外旅行にでも行かない限り、円安になって困る日本人はいるんですか?」などと呑気なことは言っているのも、ご存知だろう。

 日本国は大丈夫か?陛下は心配されている。

 恐れ多いことだが、陛下は「天皇として、どう行動すべきか?」 悩まれていらっしゃる!と推察できる。

 「天皇の国事行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負う(憲法第3条)」との決まりある。

 陛下は「政治的発言」が制限される。

 であれば、主権者である我々、国民は「陛下の思い」を胸に「政治改革」に立ち上がらなければならない。

<何だか分からない今日の名文句>

 天皇は、日本国の象徴であり

 日本国民統合の象徴