「昭和未解決事件 松本清張の推理と真犯人X」(別冊宝島編集部編)を読み終えたが……なんとなく「中途半端」。松本清張の意図がもう一つ、分からない。
で、3日夜、ちょっと離れた未来屋で、文春文庫「松本清張・日本の黒い霧・下」を購入した。(上巻はなかった)
大昔、読んだことがあるけど……定価825円だから、まあ良いか(笑)
松本が扱った怪事件は、終戦から独立状態を回復するまでの6年8か月にわたる時期に起こっている。
『黒い霧』とは、この時期に起きた一連の怪事件に潜む「アメリカ」の陰謀謀……そう考えた方が良い。
そんな視点で読めば「事件の謎」がいちいち理解できる。
まあ、難事件の本質は「約70年前の日本」とは大分違うけど……。
政治、外交はどうだろう?
高市内閣が目指すのは「アメリカ占領」と同じじゃないか?
そう言えば、3日の東京新聞朝刊の<本音のコラム>で、大矢英代さん(カリフォルニア州立大助教授)が「下駄の雪、ニッポン」と題して「日本の外交は恥ずかしい!」と書いていた。
70年以上経っても、日本という国は……。
<何だか分からない今日の名文句>
「未解決」は難事件でなくて
「アメリカ支配」から独立!
