不平等バラマキ社会に怒る「新・怪人21面相」が出て来る「悪い夢」

 コロナで苦しんでいるのは「18歳以下の子供」だけではない。

 子供を持たない夫婦も仕事がない。カネがない。高齢者の約20%が貧困に苦しんでいる。

 何故「18歳以下」だけが給付金? 全く分からない。

 お上の政策は何時も間違っている。

 そんなことを思っているのからか?今朝15日朝、変な「怪盗」の夢を見た。

 「グリコ・森永事件」(1984年から1985年)の「かいじん21面相」みたいな怪盗が、内閣の金庫から何億円も盗み出す。そんな変な夢を見た。

 あの食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件。犯人は捕まっていない。

 そう言えば、1984年の昨日(11月14日)犯人を捕まえる寸前だった。

 ハウス食品工業への脅迫状は「現金1億円を要求」。受け渡し日は11月14日、場所は京都市伏見区のレストラン」と指定していた。

 あの日、指定されたレストランの駐車場には1億円を積んだ車を待機させ、車内にはハウス社員に変装した大阪府警本部の捜査員。万全の構えだった。

 受け取り場所は何度か変わったが、この間、名神高速道路京都南インターチェンジ付近で、警戒中の京都府警察本部の刑事が「キツネ目の男」を発見、捕まるはずだったが、犯人は消えてしまった。 

 当時の事件記者はみんな、この一部始終を覚えている。

 ハウス食品事件で不審車両を取り逃がした滋賀県警本部長が翌年夏、自身の退職の日に本部長公舎の庭で焼身自殺した。

 犯人側から「くいもんの 会社 いびるの もお やめや」との終息宣言が送りつけられたが、その理由は、その5日前に自殺した滋賀県警本部長への香典代わりというものだった。

 この終息宣言の後、完全に犯人は動かなかった。

 あの「怪人21面相」はどこへ行ったのか?

 彼らに似た「怪盗」が内閣の金庫破り!といったような変な夢。

 格差が酷い社会に怒りを覚える日本人の一部が「怪盗」の出現を期待している?なんてことはないと思うのだが……

<何だか分からない今日の名文句>

君の笑顔 盗む奴から 

君を盗むのさ…