「閲兵式の金正恩は影武者」説で思い出したこと

 9月9日の北朝鮮建国73周年を記念した軍事パレード。ひな壇に立った金正恩は、以前と比べ激ヤセ。別人のようだ。

 「影武者」ではないのか?未だに、世界中が疑っている。

 (新型コロナウイルスのワクチン副反応が激しく体調を崩し体重が減ったのだ!という説もあるけど)

 「影武者」なんて、日本では考えられないことだが、実は、僕は昔「影武者」に会ったことがある。

 安倍晋太郎外務大臣(晋三さんの父)の韓国訪問に同行したときである。

 青瓦台(大韓民国ソウル特別市鍾路区北岳山の麓に所在する大統領官邸)で、安倍さんが全斗煥大統領と会談したのだが、会見場のメインテーブルに初めから大統領が座っていた。しかし、両者は一言も話さない。

 何が起こったのか?

 と、暫くして、大統領が立ち上がった。すると「そっくりの別の大統領」がやって来て、バトンタッチ。

 実は「座っていた大統領」はニセモノ。会場に「殺し屋」が紛れ込んでいないか?

 それを確認するための「影武者」だったのだ。

 その頃、韓国では「トップ暗殺」が何度か起こり、「(朝鮮)半島では影武者はごく普通」と聞かされた。

 (「北朝鮮の金一族は唯一絶対の尊厳。その崇高な人物をマネることは、北朝鮮であってはならないこと」と言う向きもあるけど)影武者が存在してもおかしくない!と思うのだが?

<何だか分からない今日の名文句>

平安時代平将門には6人の影武者が