横浜市長選敗因は「コロナ」ではなく、菅さんが「仁義」を欠いたから!

 23日は一日中、横浜市長選の分析。

コロナの感染拡大が止まらず、対策が後手後手にまわる菅政権が完全否定された選挙!というのが、メディアの分析。その通りだが、ソレだけではない。

 菅首相の「カジノ」構想を推し進め林文子現市長に対して、菅さんは「仁義」を忘れ「カジノ反対」の小此木さんを全面支援した。

 これで、自民党が割れた。

 これが勝負の分かれ目。自民党系二人の票が一本化されれば(辛うじて、だが)自民党候補は勝てたはずだ。

 「仁義なき戦い」の大失敗である。

 ともかく、「仁義」を忘れた菅さんは、一国のトップに立つ器ではない!

 (取り敢えず、政治の世界は「仁義礼智信」だから)

 首相の任期満了に伴う党総裁選は「9月17日告示、29日投開票」?

 横浜市長選で小此木さんが敗れたことで、早期の衆院解散は難しくなって、一部では「次の衆院選で菅首相自身が選挙区で落選してしまうのでは?」という声まで。

 総理大臣経験者が過去に落選したことは海部俊樹さんなど3例あるけど、現役の首相が落選したという事はない。

 さて、どうなるか?

 「れいわ新撰組」の山本太郎さんが「神奈川2区」で立ったら……

 そんなことをイメージしているのだが(笑)

<何だか分からない今日の名文句>

人生は「仁義礼智信」のバランス?
仁に過ぎれば弱くなる 
義に過ぎれば固くなる 
礼に過ぎれば諂いとなる 
智に過ぎればうそをつく 
信に過ぎれば損をする 
(伊達政宗)