「れいわ新選組」敗因は①10万円給付金②山本太郎の背広姿……

 7月4日、投開票の都議選。

 自民 33(+8)
 都民 31(-14)
 公明 23(±0)
 共産 19(+1)
 立憲 15(+7)
 ネット  1(±0)
 維新   1(±0)

 「れいわ新選組」は当選者ゼロ。完敗だ。

 自民党は第1党になったが、選挙協力を結ぶ公明党と合わせても過半数には届かなかった。

 小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党

 「都民ファーストの会」は当然ながら後退。でも、まあ、善戦かな。

 要するに都議選は「勝者いない選挙」だった。(公明は全員当選!投票率42・39%が公明を味方した)

 大好きな山本太郎の「れいわ新選組」は予想通り、完敗だった。

 敗因はイロイロあるが「10万円給付の訴え」が間違っていた!と僕は思う。

 「票をカネで買うのか?」という風に誤解された。「カネ」は日本の選挙ではマイナスなんだ。

 山本太郎さんのサラリーマン的衣装も受けなかった。没個性は選挙に向かない。

 陣営が、記者から年齢と性別を問われた時に、回答を保留したことがあった。これも不味かった。

 有権者は「特定の主張にこだわる人」を立候補させる「れいわ」の政治スタンスが嫌になったのではあるまいか?

 何様?と思った向きもあるらしい。

 ともかく、選挙下手だ!

 山本太郎と「御一行」さま、ご苦労さま!

 いい勉強なった!と思い、衆院選で頑張ってくれ!

<何だか分からない今日の名文句>

「世論は気まぐれ」ですよ!