閻魔大王も新型コロナウイルスに負けた!

  9日、菩提寺「法乗院(深川えんま堂)」から文書で「春分の日 春彼岸法要」を中止する、というお知らせ。
 
  1629寛永6年創建の真言宗豊山派の寺。ゑんま堂には日本最大の閻魔大王座像が安置され、本堂1階には江戸時代に描かれた『地獄極楽絵』が展示されている。
 
  由緒ある寺だが、疫病対策で法要中止」になるのは初めてだろう。
 
  理由は「政府のお達し」。「お上」は絶対だ。
 
  新型コロナ騒動では「日本人の10人に一人が感染する!」という試算もあるらしいが、法要中止は過剰反応と思うのだが……。
 
  温度差が大きすぎる。
 
  10日の参院予算委員会。公述人として意見を述べたNPO法人「医療ガバナンス研究所」の上昌広理事長は「湖北省の致死率が4%程度、湖北省以外の中国国内の致死率は0・8%。多くの若者は武漢市の封鎖前に避難した。その結果、高齢者が孤立した。だから、致死率が高い」と説明した。
 
  高齢者を孤立させるな!という意見なのか?でも「年寄りの自由」はどうなるんだ!
 
  病院に行くな!という声もある。これも無視できないが……当方、複雑な気分だ。
 
<何だか分からない今日の名文句>
  
下界の暗黒世界(地獄界)の王は閻魔。
上界の光明世界(六欲天)の第3天は夜摩天。
実は同じ神様?