遠藤は優勝したら「清水川」襲名?先のことだが、引退したら「膝の手術」。

 大相撲初場所千秋楽。33歳の西前頭17枚目・徳勝龍が23歳の東大関・貴景勝を破って14勝1敗。幕内最下位の「幕尻」の優勝は2000年春場所の貴闘力以来、20年ぶり。

 それに、小姓・炎鵬、大活躍。

 「番付」とは関係ない「戦国時代」「下克上」。「八百長」がないと面白い(笑)

 御贔屓の遠藤にもハラハラさせられた。でも、9勝6敗で殊勲賞。

 2016年11月場所。上位総当たりの場所で、けがの回復途上。6日目に横綱・白鵬を寄り切りで倒し、3大関にも勝って、千秋楽に勝てば殊勲賞!と決まっていたが、千秋楽に玉鷲との取組に敗れて7勝8敗。負け越しで受賞できなかった。

 だから「初めての殊勲賞」に感無量だろう。

 でも、インタビューでは相変わらず無表情。それがまた素敵なのだ(笑)

 追手風部屋には、ゆかりの『清水川(元大関)』という四股名がある。

 (初代・清水川元吉は「昭和の名大関・今様幡随院長兵衛」と言われた「仁義の人」だったらしい)

 遠藤は、優勝出来るだけの実績が出来たら、襲名するつもりだが、左膝に慢性的な痛み。やっぱり、優勝は道遠い。

 サポーターなどは一切巻かない。

 「自分から体にメスを入れることを許したくない」。で、引退したら手術するのだろう。

 「遠藤美学」なんだから仕方ない。

 大相撲以外では、週末、新書「暦と時間の歴史 (サイエンス・パレット)」を完読。

 なぜ、1年は365日なのか? 1週間は7日なのか? 1日は24時間なのか?

 結構、面白かった。

 (著者はホルフォード・ストレブンズ元・オックスフォード大学出版局学術顧問。正宗聡・山口大学教授訳)

 

<何だか分からない今日の名文句>

視聴率 50%超え 石川県

(炎鵬、遠藤は石川県出身)