<藤井七段VS久保九段>の大熱戦で、初めて「千日手」を見た!

 最近、日曜日は競馬より「NHK将棋講座」。25日は天才高校生・藤井七段と「NHK杯で2003年に優勝した」久保九段の大熱戦。

 振り駒の結果、先手は藤井七段。例によって、久保九段は左から4段目の筋に飛車をかまえる四間飛車の作戦だった。

 3月から、将棋を始めて半年。やっと「振り飛車」が分かるようになった。

 途中、久保九段は玉を左右に動かし、藤井七段は金を左右に動かす。また同じ。また同じ。同じ手順が4回も続くと「千日手」引き分けになるらしい。

 将棋の勝率は、先手番がわずかに高い。だから、一般的には、先手番の側は「千日手」に持ち込まれないようにする。「差し替え」になると、今度は藤井君が後手になる。

 でも、藤井七段は「千日手」を選んだ。それだけ久保九段の作戦が巧妙だったということなのか?

 ともかく、62手で「千日手」が成立した。実際、「千日手」を見たのは初めてだ。

 先後を入れ替えて、指し直し局開始。先手となった久保さんは、今度も四間飛車だ。

 凄い戦いだった。素人の僕から見れば、藤井君がはっきり優位に立っていたように思ったが……そうは問屋がおろさない。

 久保さん、銀を捨てて、藤井君の玉を端の危険地帯におびき寄せ……あっという間に「体」が入れ替わり、逆転勝ちした。

 藤井君、少年らしく、何度も悔しそうな表情だった。

 久保九段と藤井七段の対戦成績は、これで久保九段の3勝1敗。苦手って、あるんだな(苦笑い)

 そう言えば、日本将棋連盟から免許推薦状なるものが届いた。

 <一級 牧太郎殿 あなたは、NHK将棋講座「次の一手」において規定の成績を修めました。よってここに段級位の推薦をいたします>

 「1段」にはほど遠い(笑)

 夜、埼玉県知事選開票。立憲民主、国民民主、共産、社民などが支援する元参院議員、大野元裕氏が、自民、公明が推薦するスポーツライター、青島健太氏を破り初当選。投票率は32・31%。野党共闘に弾みが付きのかな?

 

<何だか分からない今日の名文句>

安倍・文決戦は下手糞な千日手?