米朝電撃首脳会談の“蚊帳の外”に狼狽したのか?安倍さん「輸出規制」に走る

 まあ、大統領選を意識した「形だけ」だろうが、一応、米朝首脳の電撃会談?

 安倍さん、それほど気にすることもないと思うが、嫌に「神経質」になっている。

 多分、盟友・トランプ大統領から「事前のお知らせ」がなかったからだろう。

 電撃会談が実現したのは6月30日の15時45分頃。このとき、安倍さんは私邸にいた。

 (「首相動静」によれば、14時46分に大阪・伊丹空港から羽田空港に到着。15時29分に東京・富ヶ谷の自宅へ。18時31分に東京・永田町のレストランで秘書官と食事をしている)

 この「首相動静」から見れば、事前に「歴史的な会合」があることを何ひとつ知らなかった!ということになる。

 G20大阪サミットの時、トランプさんは韓国の文在寅大統領と嫌に仲が良った。多分、米朝会談の「お膳立て」をした文さんに、気を使っていたのだろう。

 それに気づかず、安倍さんは韓国から要望があった日韓首脳会談を断った。一見、カッコ良いが、その裏で、安倍さん、実は「蚊帳の外」に置かれていたのだ。

 それに腹を立てたのか(元徴用工問題で関係が悪化する)韓国に対し、安倍さん、“経済制裁”を科す。経産省が1日、発表した「スマートフォンやテレビに使われる半導体材料3品目の対韓輸出規制」である。

 3品目は必要不可欠。「脅し」である。

 外交には「脅し」も必要だが、このタイミング、最悪ではないか?

 G20大阪サミットで「自由で公平、無差別の貿易」実現を目指す「首脳宣言」をリードした筈の日本が「輸出規制」をしたら、世界は何と言うだろう?

 安倍さん、子供の喧嘩は止めようよ!

 

<何だか分からない今日の名文句>

自由貿易は日本国の金看板!