安倍さん、 国連を「選挙運動」に使った

 20日の安倍さんの国連総会演説。「北朝鮮との対話の時は終わった!残された時間は多くない」。

 勇ましい。まるで、秋葉原での「アジ演説」みたいだ。

 北朝鮮をコテンパンにすれば、内閣支持率が上がると思っているだろう。気分は選挙演説だ。

 対北朝鮮政策は選挙ではない。

 「対話による問題解決の試みは、一切が無に帰した。何の成算があってわれわれは、三たび、同じ過ちを繰り返そうというのだろう」。

 本当だろうか? 安倍さん、これまで、外交努力をやって来たの?

 つい、吹き出してしまった。

 19日のブログで触れたように、 天皇皇后陛下は20日、かつて朝鮮半島北部に栄えた高句麗からの渡来人・高麗王若光を祀った「高麗神社」を私的参拝された。

 国際状況が緊張する中で、参拝された両陛下。それこそ、皇室の外交努力だ。

<何だか分からない今日の名文句>

演説は「熱」と「品位」!