①奥田君に殺害予告?→②「日の丸」を足元に置くな!

 まず、ツイッター情報。

 28日「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基君が、自身と家族に対する殺害予告の書面が届いた!と明らかにした。

 本人の「つぶやき」だから、間違い無いだろう。

 それにしても、このところ、極右の動きが気になって仕方ない。多分、参院選に向け、模索されている「国民的規模の平和連合」の中心人物の一人、奥田君を脅迫する。反安倍陣営を混乱させる姑息な手口?

 しかし、「狂気の極右」は、本気で暗殺を企てることだって、十分、考えられる。

 守ろう!  平和に立ち上がった若者たちを!

 右翼思想の台頭は、安倍内閣になってから顕著である。

 例の五輪エンブレム問題。

 佐野研二郎さんの最初の作品に、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会のごく一部の人間が「日の丸を足元に置くなんておかしい」とイチャモンをつけていた。(朝日新聞28日朝刊)

 Tの字の右下に赤い丸が置かれたデザインではいけない!と言うのだ。

 で、審査委員会を通さずに、デザインは修正された。

 組織委幹部はエンブレムの決定について、森喜朗会長や武藤敏郎事務総長に意見を求めながら進めた、と言っているから、森さんあたりが言ったのだろう。

 赤い丸を「日の丸」と決めつけ「足元に置くな!」というのは、右翼的発想である。

 例の日本会議の影響なのか?

 「誇りある国づくり」をスローガンに、「憲法改正」「侵略戦争否定」「愛国思想の育成」「ジェンダーフリー批判」「権利偏重批判」「道徳教育強化」などのファナティックな保守的主張を展開する日本会議。

 安倍内閣では、4分の3の閣僚が日本会議に参加している。

 いま、日本は「右向け右!」なのだ。

 そうそう、28日の夜は毎日新聞政治部旧友会。岸井君が乾杯の音頭。「毎日の社論にそって、テレビでコメントしている」と力を込めて挨拶した。

 毎日新聞の社論は「平和」である。これを聞いて、うれしかった。

 ちょうど、夕刊が配られる頃で、コラム「牧太郎の大きな声では言えないが・『薩長史観』は大嫌いだ」も話題になった。

 「勝てば官軍!」の薩長史観が、日本を無謀な戦争に追い込んだ。お国のため!という「皇国史観」は、本当は「勝てば官軍!」の戦争好きの薩長史観でしかない!という分析を、多くの仲間が支持してくれた。

 戦争好きが、戦争で儲ける奴らが、天皇陛下を、皇国史観を、「日の丸」を利用している。

 誰かが「明治維新以後、これほど薩長を批判した記事はない!」と話したので、大笑いになった。

<何だか分からない今日の名文句>

極右の狙いは徴兵制!