外国は「偏狭な秘密法」と批判

 忙しい、忙しい。
 20日は未明まで「大きな声では言えないが」を書き、ちょっと仮眠してから「朝の野暮用」。午前中は筋トレ。(ブログを書く余裕がなかった。ごめんなさい)。
 午後、平河町の砂防会館別館で「特定秘密保護法案の廃案を求めるメデイア関係者 有志一同」の集まり。
 何年かぶりに、菅原文太さんに会い、並んで座った。
 集会は150人ぐらいだが、はっきり言って、活気がなかった。
 何故だろう?
 その集会でも、あまり触れなかったことを書いて置きたい。
 「特定秘密保護法」を世界はどう見ているのか?という事である。
 安倍さんが「アメリカの信頼を確実にするための法律」と説明するが、当の同盟国アメリカは、どう見ているか?(集会では、高名な評論家が「アメリカの指図で出来た法案だから悪法だ!」と言われたが、本当にそうだろうか?)
 ニューヨーク・タイムズは10月29日付の社説で「日本の偏狭な秘密法」と題し、以下のように批判している。
 「日本政府は特定秘密保護法を成立させようとしているが、これは国民の知る権利を根底から覆すものだ。この法律はすべての閣僚に、国防や外交、スパイやテロ防止に関する情報を機密扱いにする権限を与える。しかし、何をもって秘密とするかのガイドラインはない。この定義がないことで、政府は不都合な情報をすべて秘密に指定できる」。
 さらに、踏み込んで、
 「安倍氏はこの法律を、米国流の安全保障会議を立ち上げるのに必要だからとしている。この動きは、安倍政権が中国に対してとってきた敵対的な態度や、タカ派的外交政策を反映している。それは市民の自由を制限し、北東アジアにおける日本政府への不信を招きかねない」
 同盟国アメリカのメディアは「特定秘密保護法」と「中国との軋轢」と結びつけて論評。どちらかと言うと、中国を支持している。
 世界はこの法案を冷ややかに見ている。
 廃案にすべきだ!
 夜、仕事場に戻ったら、連休でサンデー 毎日の締め切りが一日早くなっていることに気づく。
 徹夜になった!
 ああ、忙しい。

<何だか分からない今日の名文句>
偏狭なナショナリズムが禍根を残す