「カジノ国会」になるかも

 月刊「 毎日フォーラム10月号」が届いた。硬派の政策情報誌で、国会議員全員に配られている。
 この雑誌には「牧太郎の信じよう!復活ニッポン」という時評を連載している。
 今月号は「カジノは日本を救うか?経済効果7兆円 、誘発雇用78万人の試算も」を書いた。
 実は、JRA経営委員を務めた間は、立場上、ギャンブル関係の話題は遠慮していた。
 JRA経営委員の立場で知り得た情報ではないのか?と誤解されるのが嫌だった。
 経営委員は辞めて、自由に書くとが出来るようになった。
 今回のカジノの話題は「自由になって初めてのギャンブルもの」である。
 多分、「カジノ合法化」が今国会の隠れた焦点になる。
 問題はバクチ依存症。
 自国民のカジノ参加を認めない、というアイデアもある。
 しかし、自国民にカジノを解放しない韓国で、一カ所だけ例外的に、自国民でも遊べるカジノ(江原ランド)には、朝早くから「カジノホームレス」と呼ばれる人たちが列を作っている。バクチ依存症は避けられないだろう。
 もっと問題なのは「儲けるのは外国資本だけ」という指摘である。
 カジノ運営のノウハウを日本企業は持っていない。
 こうした流れを見越してか、カジノ運営会社の米ラスベガス・サンズとMGMリゾーツ・インターナショナルは、日本でのカジノ建設に向けて、候補地探しに着手している。
 興味のある向きは。ぜひ読んでくれ。
 (購読は、毎日新聞出版営業部、03-3212-3259)
 そうそう、10日の毎日新聞の朝刊は「オリンピック東京大会特集紙面」で本紙を包む、斬新なアイデア。
 誰が考えたのか?1964年10月10日夕刊の紙面?になっている。
 これは貴重だ。
 さて、今週は秋華賞。WINN5は前回、キャリーオーバーで、高配当が狙えるぞ!

<何だか分からない今日の名文句>
博打を非合法にしたのは家康