休館日に思ったこと

 「2020年東京五輪」が決まった8日朝。
 日曜日の 朝刊には間に合わない。
 さらに、翌日9日の月曜日は(運悪く?)新聞休刊日。新聞不在の「歴史的な日」の前後。複雑な気分だ。
 毎日新聞の「オリンピック号外」は8日の朝刊と一緒に宅配されたし、毎日新聞を購読してない家、マンションにも配られて話題になったが、やっぱり物足りない。
 9日の朝刊がないのが、やるせなかった。
 テレビの独走。ネットも次から次へと、発信する。
 僕のブログも、いつもより読者が多かった。
 新聞は速報性で遅れを取る。
 そんな時「新聞の明日」を真剣に考えてしまう。
 何でも速報する「総合ニュース新聞」で良いのか?
 むしろ、限られたテーマを徹底的に追う「詳しい新聞」を目指すのか?
 「面白い新聞」が良いのか??
 難しいけど詳しい「役に立つ新聞」が良いのか?
 この役割分担は、テレビの報道番組で、鮮明になっている。
 「おもしろい報道」は地上波。「詳しい報道番組」はBS。
 (実は、今日発売のサンデー毎日の「牧太郎の青い空 白い雲」では「居酒屋放浪記10周年が証明するBSの時代」と題して、この辺りのことを書いた)
 考えれば、総合ニュース新聞は「地上波のワイドショー」と戦わなくてはならないし、BSの「トーク中心の報道番組」とも戦わなくてはならないし……
ますます、新聞は難しい環境に……

<何だか分からない今日の名文句>
休肝日はないのに(笑)