JRA経営委員を卒業

 29日午後3時から、六本木ヒルズのJRA日本中央競馬会で、最後の経営委員会。2期6年間のお仕事が終わった。
 世の中、想定外のことが次々に起こって、大企業が一夜にして崩壊する不安な時代。
 お国のための「レジャー産業・JRA」も、油断すれば何が起こっても不思議ではない。
 この6年間、一つの「不祥事」も起こらなかった。流石である。
 JRAは強固な組織、血の通った「団結力の砦」それに、常に前向きだ。
 それを知りつつ、経営委員として、役職員に無理難題を言い……当方、嫌われ者だったと思う。
 最後のお仕事は、役職員の給与に関すること。
 「公務員より貰い過ぎ」という官僚のいちゃもんで、大分、減らされることになった。
 JRAは補助金を貰っている訳ではない。国庫納付金を払っている。
 公務員の給与より多くて当たり前だが、競馬ファンの所得を考えると、貰いすぎてはいけないと、僕は思っている。
 適性規模の減額は甘んじて受けようじゃないか。
 (念のためだが、僕の発議で、すでに、経営委員の報酬は減額している)
 志は高く、給料は低く、これが、JRAの心意気だ。
 我が毎日新聞社は安すぎるけど(笑)
 法律改正で、誕生した「初代の経営委員」は委員長の(トヨタの)奥田さんを除く、全員が退く。
 ホッとしている。
 関係者の皆々様、一人一人に、お礼を申し上げなくてはならない。取り敢えず、ブログで、ご挨拶、させて貰う。
 本当に、本当にありがとう!
 相変わらず、競馬場に出没して、僅かな馬券を握って、笑ったり、泣いたり、喚いたり……最高にして最悪な競馬バカでいようと思っている。
 ありがとう。

<何だか分からない今日の名文句>
オケラ街道を堂々と