小泉・竹中路線を賞賛する橋下さんの狙い

 衆院選は投票日まで一週間。世論調査の動向から、安倍・自民党の圧勝を予測する向きもある。
 圧勝するか、どうかは、ハッキリしないが、自民党が少なくとも、比較第一党になることは間違いないだろう。
 当方も、今日発売のサンデー毎日「牧太郎の青い空白い雲」で「『 安倍首相』の初仕事は恥ずかしながらオバマ訪問」を書いた。
 始めての外遊先が何処になるかが、話題になっている。
 安倍政権誕生が前提になっているような雰囲気?
 柔軟にしてスピーディーな「維新の橋下さん」は得意のツイッターで、選挙後の「自民党との連携」を予感させる“呼びかけ”を明らかにしている。
 例えば、小泉竹中改革路線をさらに強力に進めながら、セーフティーネットはしっかりと整える。それに加え石原代表の国家観、大局観。空理空論の安全保障論はもう要らない。現実を直視したリアリズム。小泉竹中改革路線に石原代表の国家観、大局観、安全保障論。これが日本維新の会。
 かなり不安定な気分が、支離滅裂の文章になっているが、邪推すれば、小泉政権の幹事長だった安倍さんが、小泉竹中路線を選べば「我々も維新と連帯する用意あり」と呼びかけているように見える。
 自民・維新連合で、安倍首相、石原副首相、竹中・日銀総裁……でも、考えているのか?
 とにかく、今週は水面下で、選挙後の再編成の話が進むだろう。
 さて、週末は関西方面で野暮用。ついでに、阪神競馬場で、2歳の女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズを観戦。
 「人気薄の7番の馬が非常によく見える」というアドバイスを無視してしまって、300万円馬券を逃す。
 残念、無念。

<何だか分からない今日の名文句>
選挙が終われば「ガラガラポン」