オリンピック選手のコメントは金!
小沢「離縁状コメント」は真っ黒メダル!

 今、2日目午前7時。仕事場は30度を超えている。今日も、熱中症寸前?
 でも、オリンピック選手たちの「爽やかなコメント」に癒され、寝不足も忘れる。
 「残念無念の銅メダル」であっても、彼らは心情を隠さず、話してくれる。感動する。オリンピックは「名コメントの祭典」だ。
 それに引き換え……政治家はウソばっかり。
 新党「国民の生活が第一」(本当は「自分の生活が第一」?)の小沢一郎代表は1日、党本部で記者会見。「10年後をめどの全原発廃止」「消費増税の阻止」などの政策を発表した。
 まあ、そんなことはどうでも良いのだが、この記者会見で、記者の一人が「妻の離縁状」についてコメントを求めた。
 記者会見で、この問題を正面きって質問したのは、これが初めて?
 小沢さんの圧力で、この一件は「触らぬ神に祟りなし」とされているが、勇気ある記者はいた。うれしい。
 小沢さんはびっくりしたらしい。
 「差出人が分からない手紙の話をするのか?」と“訳の分からない答え”だったらしい。記者を脅したつもりか。
 (新聞、テレビのほとんどが、この質問と答えを黙殺して、報道していない)
 一部の勇気ある記者、と大多数の御用記者。情けない。
 今年の夏は“スキャンダルの夏”だった。
  「小沢一郎妻の離縁状」に続いて、原辰徳の「昔の愛人に一億円の口止め疑惑」「日経新聞社長の美人デスクとの“ただならぬ関係”」(いずれも、何故か「週刊文春」発だけれど)……それぞれ、渦中の人は様々な「対応」を見せた。
 原監督は疑惑を認め、この情報を週刊誌に流した(と思われる)人物を痛烈に批判した。
 日経新聞の喜多恒雄社長は「同じマンションから出勤した美人デスク」の写真を撮られているが「事実無根!」と言い張り、問題の記事が載った「週刊文春」の広告を掲載拒否した。
 極め付けは橋下スキャンダル。「大阪の元愛人だけが知っている『裸の総理候補』橋下 徹大阪市長はスチュワーデス姿の私を抱いた!」
 橋下さんは不倫を認めた。「家族の問題」と主張した。
 スキャンダルが起こった時、渦中の人物の「人間力」が分かってしまう。
 それにしても、大新聞の記者さんは度胸がないな。

<何だか分からない今日の名文句>
人間力で、小沢さんは橋下さんに負けた?