「一人旅」は警戒される?

 9日夕方、帰京。福島・栃木県境のあたりは、雪が降っていたが……東京は 急に暖かくなっていた。
 それにしても、東京は空が狭い。東京は嫌だ。
 直接、東陽町の歯医者に行ってから、仕事場に戻り、郵便物の整理。何冊か、新しい雑誌が届いて行った。
 サンデー毎日は、この号から、潟永秀一郎編集長。で、まず「編集長後記」から読み出した。鹿児島出身。1961年生まれ。O型。路地裏が好きらしい。
 ところが”潟永作品”は、これだけではなかった。
 「独占告白・西原理恵子」というスクープ記事は、編集長自らのインタビューだった。
 放送禁止用語を使って、MXテレビに登板した裏側。「ま○こ」という言葉が次々に登場する。
 実は「西原」というキャラクターを世に出したのが、毎日新聞記者だった潟永さんだったらしい。
 早くも、読ませる潟永節?
 彼には、これまで会ったことはないが、何やら「斬新」なものを感じる。近々、一杯やるか。
 月刊「EAST」に親しい倉重篤郎(毎日新聞論説委員長)のコラムが載っていた。「新・旅の風 偶然を愛する」。なかなか読ませる。が、ちょっと気になる箇所があった。
 「見ず知らずのあやしげな男の一人旅では警戒する旅館も」というクダリである。
 旅館が「一人旅」を警戒する?
 本当なのか?
 そんなことは、あったとしても、昔のことだ。昨今は、女性の一人旅を歓迎するホテルも多い。
 「一人旅=怪しい」という価値観は間違っている。
 もし、倉重が言うのが本当なら、僕なんて、いつも「半身不随の怪しげな一人旅ジジイ」。でも、警戒された経験はほとんどない。「職業は新聞記者」と言った途端に警戒されたことはあるけど(笑)
 見ず知らずの旅人を厚く持てなすのが日本の文化。
 倉重こそ「怪しむ」のが得意な「官僚的なモノの見方」ではないのかな?
 さて、11日は「低気圧」の予報?
 お花見は今日が最後?

<何だか分からない今日の名文句>
年々歳々花相似たり、
歳歳年々人同じからず