４日の「がん研究センターCTスキャン検査」。６年続けて同じ結果。
無駄だ！なんていうつもりはないが……医学の進歩が「医療費の膨大」を生む皮肉？
友人に「日本は医療費で潰れるんじゃないか？」と話したら、「それより生活保護の方が深刻だ」と脅かされた。
生活保護の受給者数は、200万人を超えていた第二次世界大戦後の混乱期をピークに次第に減少、1995年（平成7年）度には約88万人にまで減っていた。ところが……景気悪化から増加に転じ、1999年（平成11年）には100万人を突破した。
東日本大震災が起きた去年、ついに200万人を突破した。
生活保護の支給総額は2001年度に2兆円、2009年度には3兆円を突破。今では３兆５０００億円に達している。
友人はかなり詳しい。「消費税アップで、景気が後退すれば、さらに生活保護が増える。５兆円を超えると大変なことになる」
２３兆円にも膨らむ、という試算もあるらしい。
年金、フルタイムの賃金が生活保護より安い現状では、働く気にもならない。健康な勤労意欲がなくなって「日本病」になっている。
確かに、これも放置出来ない。
自民党は、９日に発表する次期衆院選マニフェストで「生活保護の見直し」も盛り込み、民主党政権のばらまき体質との違いも鮮明にするようだが……増税は消費低迷→業績悪化→リストラ→倒産多発→生活保護増大?消費低迷……スパイラルの繰り返し。
野田内閣は、その現実に目を向けない。危うい、危うい！
５日夜、福島県に入った。
今回の目標は、７日に再開する福島競馬の観戦。この一年間、歯を喰いしばって頑張ったホースマン、JRA職員に敬意を示すためにも、精一杯、馬券を買うつもり。
それに「フクシマの苦悩」を直に感じたい！という思いもある。一番、栃木県に近い白河市のスーパーで、物価動向をチェックしてから、宿に入った。
例の三春滝桜。今日６日から、屋台が出ると聞いたが……まだ、蕾のようなので……予定変更になりそうだ。
＜何だか分からない今日の名文句＞
働かざるもの、食うべからず