ハンフリー・ボガートに惚れて

 未明のDVD鑑賞で、結果的に徹夜。このまま、3日朝は「大きな声では言えないが」を書き上げてから眠る。
 午後、東麻布の中西クリニック。昨年の秋以来、悩んでいた「カユカユの皮膚病」がほぼ完治。「頑張りましたね」とドクターに言われた。
 「牧家は皮膚が弱いから……掻かないようにしましょう」
 長男もこのドクターの厄介になっている。
 その後、銀座の某出版社で世間話。その後、深夜まで資料整理。
 今、6月4日午前3時。DVDで、ハンフリー・ボガートの『三つ数えろ』(The Big Sleep)を見ている。
 戦争直後の1946年のアメリカ合衆国の映画。
 舞台はロサンゼルス。地方検事と衝突して検事局の調査員を辞職、私立探偵を開業したフィリップ・マーロウの物語。
 3日の未明は『アフリカの女王』(1951年)を見た。海洋冒険もの。念願のアカデミー賞主演男優賞を受賞した作品だ。
 『カサブランカ』は大好きで、何回も見たが、その他のハンフリー・ボガートの作品は手に入らないと、勝手に判断していたが……一週間前、東京新聞の広告で「ハンフリー・ボガートの10作品収録のDVD集」を発見した。
 しかも、一作品200円以下の格安。ツイてる。
 さて『三つ数えろ』は……私立探偵・マーロウは老いて、車椅子のスターンウッド将軍の邸宅を訪れる。屋敷には大富豪の娘として我儘に育った姉のヴィヴィアンと妹のカルメンが住んでいるが……この美しい姉妹は同時に老人の頭痛の種。
 将軍は古書店主のガイガーがカルメンに対しバクチの借金の催促の名目で脅迫してきたというのだ。
 この妹、だらしがないが、美人だ。
 冷たい姉も美人だ。
 その二人と、渋いハンフリー・ボガートとの「やり取り」が良い。カッコいい。
 ハンフリー・ボガートは背が低いが、燻し銀のような「いい男」だ。
 このブログを書き終えたら、DVD鑑賞に戻って、5時ごろ、少し眠るか。
 その後、筋トレの予定。

<何だか分からない今日の名文句>
(女)昨日はどこにいたの・・・?
(ボガード)そんな昔のことは覚えていない。
(女)今夜会える・・・?
(ボガード)そんな先のことはわからない。
<世界一キザな言葉>